▲光州広域市北区の東新女子高校で開催された体育大会。写真はクラスごとの体操服を着て綱引きをやっている1年生の生徒たち。14日午後撮影。/キム・ヨングン記者
光州広域市の光州女子商業高等学校運動場で今月7日、6クラスの代表60人以上の生徒たちが長縄跳びをやっていた。これを見守る300人以上の生徒たちからは歓声が上がった。生徒たちは運動場の決められた場所でクラスごとのTシャツを着用し、マスクをして事前に準備した応援のスローガンを叫んだ。
光州女子商業高校ではこの日3年ぶりに「まともな」運動会が開催された。一昨年はコロナの影響で運動会が最初から開催されず..
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▲光州広域市北区の東新女子高校で開催された体育大会。写真はクラスごとの体操服を着て綱引きをやっている1年生の生徒たち。14日午後撮影。/キム・ヨングン記者
光州広域市の光州女子商業高等学校運動場で今月7日、6クラスの代表60人以上の生徒たちが長縄跳びをやっていた。これを見守る300人以上の生徒たちからは歓声が上がった。生徒たちは運動場の決められた場所でクラスごとのTシャツを着用し、マスクをして事前に準備した応援のスローガンを叫んだ。
光州女子商業高校ではこの日3年ぶりに「まともな」運動会が開催された。一昨年はコロナの影響で運動会が最初から開催されず、昨年は学年ごとに運動場で簡素化された運動会を行った。授業中の別の学年に配慮し、大声の応援はできなかったという。それが最近の日常回復への期待の高まりで生徒たちの間から「今年は全校生徒が一緒に参加する体育大会を開催してほしい」との声が相次いだ。1年生担任のパク・ヒョンファ先生(53)は「久しぶりの運動会なので、生徒たちがマイクやスピーカーを持ってくるのを見るのも久しぶりだ」と語った。
コロナの影響で消えた運動会が多くの初等学校(小学校)、中学校、高等学校で開催されつつある。コロナによるソーシャルディスタンスの指針が緩和され、児童・生徒たちのワクチン接種率が高くなり、さらに一度感染した児童・生徒も増えたためだ。とりわけ昨年は運動会を開催する場合でも学年ごとに分けて一部の種目だけを実施するか、あるいは飛沫(ひまつ)を警戒して大声での応援は禁止された。しかし今年は団体での応援はもちろん、クラス全体が参加する綱引きやのど自慢なども相次いで行われている。
慶尚南道居昌郡の居昌中央高校も今月6日から3日間にわたり運動会を開催し、綱引き、サッカー、バスケットボールなどの団体種目も実施した。とりわけ3年ぶりに再開された綱引きで生徒たちは熱狂したという。3本の綱を置いて生徒たちが50メートル後方に待機し、合図と同時にスタートして2本の綱を先に奪ったクラスが勝つという変則ルールだ。この高校の体育教師のキムさん(40)は「団体種目が追加され、クラスごとのTシャツも作ったので昨年の体育大会よりはるかに楽しかった」と語る。
生徒たちも運動会を存分に楽しんでいる。3年ぶりに来月体育大会を行う晋州第一女子高校生徒のキムさん(18) は「団体の長縄跳びと綱引きに向けて練習し、クラスのTシャツや応援歌も準備している」「高校に入学してからまともに行われる初めての学校行事なので、とてもワクワクしている」と期待する様子だった。
シン・ヒョンジ記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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