▲19日、カタール・ドーハのアル・エグラ・トレーニングセンターで午前中の練習を終えた後、インタビューに応じる趙圭誠（チョ・ギュソン）。写真＝聯合ニュース

　ウルグアイ戦で国際サッカー連盟（FIFA）ワールドカップ（W杯）デビューを果たした趙圭誠（チョ・ギュソン、24）＝全北現代＝が一夜にして世界的なソーシャル・ネットワーキング・サービス（SNS）界のスターになった。後半に交代で出場し、プレーした時間はたった20分間だったが、その癒し系のルックスが国内外のサッカーファンの視線をさらったのだ。

　サッカー韓国代表チームは24日午後10時（韓国時間）、カタ..

▲19日、カタール・ドーハのアル・エグラ・トレーニングセンターで午前中の練習を終えた後、インタビューに応じる趙圭誠（チョ・ギュソン）。写真＝聯合ニュース

　ウルグアイ戦で国際サッカー連盟（FIFA）ワールドカップ（W杯）デビューを果たした趙圭誠（チョ・ギュソン、24）＝全北現代＝が一夜にして世界的なソーシャル・ネットワーキング・サービス（SNS）界のスターになった。後半に交代で出場し、プレーした時間はたった20分間だったが、その癒し系のルックスが国内外のサッカーファンの視線をさらったのだ。

　サッカー韓国代表チームは24日午後10時（韓国時間）、カタールのアル・ライヤーンにあるエデュケーション・シティ・スタジアムで行われたW杯カタール大会グループリーグH組第1戦で、ウルグアイと0－0で引き分け、勝ち点1を獲得した。趙圭誠はこの試合の後半29分、黄義助（ファン・ウィジョ、30）＝オリンピアコスFC＝に代わって出場して初めてW杯の舞台を踏み、アディショナルタイム7分間を加えて計23分間プレーした。

　趙圭誠が顔を見せた時間は短かったが、試合終了後、インターネット上には「KOREA 9」旋風が巻き起こった。ツイッターやインスタグラムといった各種のSNS上に趙圭誠に関する投稿が殺到したのだ。「韓国の背番号9番の選手は誰？」という質問が英語・アラビア語・スペイン語などさまざまな言語で寄せられ、その後ろにはハートの絵文字が付いていた。

　趙圭誠のインスタグラムも熱い。試合前まで4万人余りだったフォロワー数はリアルタイムで増え続け、25日午後3時時点で35万人を超えた。投稿は5件だけだが、すべての投稿で「いいね」が急増している。また、自国語を韓国語に翻訳したかのような少し不自然だが愛情あふれるコメントも寄せられている。投稿者たちは「顔もいいしサッカーも上手」「俳優みたい」「すごくイケメンで恋に落ちた」「おかげでW杯を見るのが楽しくなった」と書き込み、趙圭誠の写真をアップしている。

　既に韓国プロサッカーリーグのKリーグでも「イケメンのサッカー選手」として有名だっただけに、韓国のファンたちも「世界でも見方は同じ」「私だけが知っている選手にしたかったのに、みんな気付いてしまった」などのユーモラスな投稿もある。

　趙圭誠は自身にスポットライトが当たっているのを知りながらも、W杯だけに集中するという決意を明らかにした。ウルグアイ戦終了後のインタビューでは「チームメートたちもずっとSNSのフォロワー数の話をしている」「だが、それは重要ではない。スタジアムでお見せしなければならなかったのに、それができず残念だ」と語った。

　さらに、交代序盤で外れた奇襲シュートを振り返り、「ムードを一変させたかった。チャンスが来て、一発やってみようと思ったが、残念なことに外れてしまった。気持ちが先走りすぎてしまったようで、チームメートたちにも申し訳ない気持ちだ」と言った。そして、「やる価値があると思えるだけに、次の試合ではもっとうまくできると期待する気持ちが生まれた」と健闘を誓った。

ムン・ジヨン記者

チョソン・ドットコム／朝鮮日報日本語版

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