ロシアが占領中のウクライナ東部に住む子供たちがロシア南部やクリミア半島で夏のキャンプに参加し、その後数カ月にわたり帰宅していないという。英国の日刊紙ガーディアンが27日(現地時間)に報じた。
ガーディアンによると、ウクライナが奪還したヘルソンやハルキウに住んでいた6-16歳の数百人の子供たちがロシアが占領していた今年夏に無料のキャンプに参加し、今も帰宅できていないという。
問題のクリミア半島での..
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ロシアが占領中のウクライナ東部に住む子供たちがロシア南部やクリミア半島で夏のキャンプに参加し、その後数カ月にわたり帰宅していないという。英国の日刊紙ガーディアンが27日(現地時間)に報じた。
ガーディアンによると、ウクライナが奪還したヘルソンやハルキウに住んでいた6-16歳の数百人の子供たちがロシアが占領していた今年夏に無料のキャンプに参加し、今も帰宅できていないという。
問題のクリミア半島でのキャンプには数千人が参加したとみられ、その中にヘルソンの子供たちが少なくとも600-700人は残っているようだ。
ロシア国営タス通信は今年10月、ヘルソンとザポリージャに住む4500人の子供たちがクリミア半島の夏のキャンプに参加していると報じた。
ロシア政府は今年の夏に占領地の親たちに「短期の夏キャンプを無料で開催する」と大きく宣伝し、子供たちを募集したが、戦況の悪化でロシア軍が撤収した際に子供たちを送り返さなかった。
募集の際には「スポーツなどが学べる」と伝えられていたが、実際はロシア語やロシアの歴史などが教えられたようだ。
一部では「ロシアは子供たちを捕虜との交換に利用するか、ロシア人に同化させるため今後も捕らえ続ける可能性がある」との懸念も浮上している。
パク・サンジュン記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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