韓米両国では、4月末に予定されている尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の国賓訪米時、両国の有名歌手が参加する合同文化イベントを企画している。その主人公は4人組K-POPガールズグループBLACKPINK(ブラックピンク)と、米国のポップスター、レディー・ガガになる可能性が高いと伝えられた。実現すれば、尹大統領とバイデン大統領の韓米首脳会談と同じくらい大きな関心を集めるものとみられる。
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韓米両国では、4月末に予定されている尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の国賓訪米時、両国の有名歌手が参加する合同文化イベントを企画している。その主人公は4人組K-POPガールズグループBLACKPINK(ブラックピンク)と、米国のポップスター、レディー・ガガになる可能性が高いと伝えられた。実現すれば、尹大統領とバイデン大統領の韓米首脳会談と同じくらい大きな関心を集めるものとみられる。
韓国の大統領としては12年ぶりに国賓として米国を訪れる尹大統領と金建希(キム・ゴンヒ)夫人。訪米期間中はバイデン大統領夫妻が主催する国賓晩さん会(state dinner)に出席する予定だ。これは、政界だけでなく財界・文化界など韓米の有名人約300人が出席する国賓訪問日程のハイライトとなる。昨年12月のエマニュエル・マクロン仏大統領の訪米時はフランス系映画俳優ジュリア・ルイス=ドレイファスや、グラミー賞5冠のジャズミュージシャン、ジョン・バティステらが出席して話題になった。
韓米両国では、BLACKPINKとレディー・ガガが晩さん会の会場で「韓米同盟70年記念」をテーマに協演する方向で調整中だと言われている。2020年にリリースされたレディー・ガガの6thアルバム収録曲『Sour Candy(サワー・キャンディ)』にBLACKPINKが参加するなど、両アーティスト間で既にコラボが実現しているという経緯もある。外交消息筋は「BLACKPINKとレディー・ガガは互いの曲を聞いてファンになった間柄だ」「ジル・バイデン夫人の提案でホワイトハウスと韓国大統領室の間で協議が行われていると聞いている」と語った。バイデン大統領も2021年の韓米首脳会談後に行った共同記者会見で、「K-POPは依然として人気がある」と関心を示していた。
国賓晩さん会に招待する人物の選定に関する作業は、主賓国の米国が主に担当している。米国人の間で広く知られている韓国映画『パラサイト 半地下の家族』『ミナリ』や韓国ドラマ『イカゲーム』の出演者の一部も米国のオファー対象リストに挙がっており、接触中だとのことだ。韓国外交部関係者は「招待する対象に関して、米国側と共有している事項はまだない」と語った。
キム・ウンジュン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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