▲ポーランド東部のオルジス訓練場でK2の砲塔に上り隊員から説明を受けるポーランドのアンジェイ・ドゥダ大統領(右端)。中央はポーランドのマリウシュ・ブワシュチャク副首相兼国防相。31日(現地時間)撮影。/ポーランド大統領室のツイッター
韓国からポーランドに輸出されたK2戦車「黒ヒョウ」が31日に現地で実射撃訓練を行った。ポーランドのアンジェイ・ドゥダ大統領も訓練に立ち会い、自らK2の砲塔に上がって装備について説明を受けた。
ポーランド政府は31日「ポーランド北東部のオルジス訓練場でK2戦車とK9自走砲の実射撃訓練を行った」と明らかにした。ポーランドでK2戦車の実射撃が行われるのはこれが初めて。K9自走砲は今年2月に現地で実射撃..
続き読む
▲ポーランド東部のオルジス訓練場でK2の砲塔に上り隊員から説明を受けるポーランドのアンジェイ・ドゥダ大統領(右端)。中央はポーランドのマリウシュ・ブワシュチャク副首相兼国防相。31日(現地時間)撮影。/ポーランド大統領室のツイッター
韓国からポーランドに輸出されたK2戦車「黒ヒョウ」が31日に現地で実射撃訓練を行った。ポーランドのアンジェイ・ドゥダ大統領も訓練に立ち会い、自らK2の砲塔に上がって装備について説明を受けた。
ポーランド政府は31日「ポーランド北東部のオルジス訓練場でK2戦車とK9自走砲の実射撃訓練を行った」と明らかにした。ポーランドでK2戦車の実射撃が行われるのはこれが初めて。K9自走砲は今年2月に現地で実射撃訓練を行った。
ドゥダ大統領はマリウシュ・ブワシュチャク副首相兼国防相と共に射撃場を訪れた。ドゥダ大統領は実射撃訓練を参観し、K2戦車の砲塔上で第16機甲師団の参謀から砲撃に関する説明を直接聞いた。射撃は全て成功したという。ドゥダ大統領はK2戦車とK9自走砲を背景に写真を撮影してツイッターに掲載し「2025-39年にポーランド軍の主な開発方向と国家防衛政策決議案に署名した」と明らかにした。
韓国政府の関係者は「大統領自ら射撃訓練場を訪れたが、これはK武器に対するポーランド政府の関心がいかに高いかを示している」とコメントした。ドゥダ大統領は昨年12月、K2戦車やK9自走砲など韓国からの第1次輸出品がポーランドのグディニャ港に到着した時も海軍基地の埠頭に直接足を運び、自走砲などを直接確認して歓迎の演説を行った。
ポーランドは2030年代初めまでに、K2戦車1000両、K9自走砲672問に加え、多連装ロケット砲「天舞」290問、軽攻撃機「FA50」48機などを導入する計画だ。昨年12月には第1次輸出分(K2戦車10両、K9自走砲24問)がポーランドに到着し、今月22日にはK2戦車5両が追加で引き渡された。韓国とポーランドは同じ武器体系を運用することになったことから、軍事訓練も実施する方針だ。また韓国の軍需関連企業がポーランドに弾薬工場を建設し、K9自走砲用の曲射砲弾とK2黒ヒョウ用の戦車砲弾を年間10万発ずつ製造する案も検討されている。
盧錫祚(ノ・ソクチョ)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
Copyright (c) Chosunonline.com