『十五少年漂流記』? 正しくは『二年間の休暇』です…韓国出版業界、日本語重訳依存から脱却の試み

2023/05/07 06:04

慣行のように使ってきた日本語訳のタイトルを原題の意味を生かして新たに出版

 小説『二年間の休暇』(Deuxans de vacances)を耳にしたことはあるだろうか。『十五少年漂流記』で知られるフランス人小説家ジュール・ベルヌが手掛けた作品の原題だ。15人の少年が船上で嵐に遭遇して難破し、漂流した先の無人島で生きていく話だ。出版社の「ヨルリムウォンオリニ」は最近ジュール・ベルヌの5冊の小説を児童・青少年用に再編集して発行する過程で、『二年間の休暇』というタイトルを採用..

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