「原爆で姉を亡くした…韓日首脳の慰霊碑訪問決断に感謝」 被爆者で日本球界のレジェンド、張本勲さんインタビュー(上)

2023/05/13 11:35

▲2018年5月30日、記念の手形を取る「日本プロ野球界のレジェンド」張本勲さん。

 「真夏で蒸し暑かった1945年8月6日、当時5歳だった私が友達と外に遊びに行こうとしていたところ、『ピカッ、ドン』という音がしました。気を失った後、目を開けたら、母が私をギュッと抱きしめていました。ガラスの破片が突き刺さった母のチマチョゴリ(韓服)は血で赤く染まっていました」

【写真】韓国に一時帰国した張本勲さんと、母親の朴順分さん(1977年1月の本紙インタビューにて)

 10日、在日韓国人2世の..

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