仁川市内で、乗用車の後部座席の窓を開けて身を乗り出す「箱乗り」をするなど、道路走行中に危険な行動をした人物がいるという通報があり、警察では捜査に着手する方針だ。仁川・延寿警察署が25日に明らかにした。

　同署によると、24日午後6時15分ごろ、「仁川市延寿区玉蓮洞の交差点付近で危険な走行をしている車がいる」という通報が警察に寄せられた。

　通報者Aさん（40）は「起亜K5、アウディ、ベンツの3台の乗..

　仁川市内で、乗用車の後部座席の窓を開けて身を乗り出す「箱乗り」をするなど、道路走行中に危険な行動をした人物がいるという通報があり、警察では捜査に着手する方針だ。仁川・延寿警察署が25日に明らかにした。

　同署によると、24日午後6時15分ごろ、「仁川市延寿区玉蓮洞の交差点付近で危険な走行をしている車がいる」という通報が警察に寄せられた。

　通報者Aさん（40）は「起亜K5、アウディ、ベンツの3台の乗用車が車線を守らずに急ブレーキや急加速を繰り返し、ジグザグ走行している」「特にK5の後部座席に乗っている女性たちは窓を開けて身を乗り出している」と語った。このような「危険な運転」は2.5キロメートル近く続いたという。

　通報を受けた警察が現場に出動したが、該当の車は既に走り去っていた。Aさんから当時の走行状況を撮影した動画の提供を受けた警察は、不詳の容疑者の身元が確認でき次第、道路交通法上の危険運転と共同危険行為禁止違反の容疑で立件する方針だ。

　道路交通法第46条は「道路で2人以上が共同で、2台以上の自動車で正当な理由なく列になって走行し、他人に危害を加えたり交通上の危険を発生させたりした場合、処罰する」と規定している。

　仁川・延寿警察署の関係者は「地区隊（交番）から関連資料が届き次第、動画などを分析した上で、運転者や同乗者などを特定する考えだ」「運転者の飲酒の有無をはじめ、車の同乗者を対象に薬物などの使用容疑についても調べる」と語った。

キム・ミョンジン記者

チョソン・ドットコム／朝鮮日報日本語版

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