SNSを通じて知り合った12歳の初等学生（小学生）の少女と性的関係を持ち、出産までさせた20代の男が年少者との性行為を処罰する法定強制性交の罪で起訴された裁判で、ソウル南部地裁は被告の男に懲役1年8カ月を言い渡し、身元情報登録公開、性暴力治療プログラムの40時間履修を命じた。

　男は2021年12月、SNSを通じて知り合った12歳の少女と1カ月余りで3回性的関係を持ち、子どもを出産させたとして起訴..

　SNSを通じて知り合った12歳の初等学生（小学生）の少女と性的関係を持ち、出産までさせた20代の男が年少者との性行為を処罰する法定強制性交の罪で起訴された裁判で、ソウル南部地裁は被告の男に懲役1年8カ月を言い渡し、身元情報登録公開、性暴力治療プログラムの40時間履修を命じた。

　男は2021年12月、SNSを通じて知り合った12歳の少女と1カ月余りで3回性的関係を持ち、子どもを出産させたとして起訴され、在宅のまま裁判を受けてきた。

　ソウル南部地裁は「健全な性的アイデンティティーと価値観を形成していかなければならない時期にある12歳の幼い被害者と性行為を持ったことは悪質だ。被害者は望まない妊娠と出産をした」と指摘した。

　事件後、被害者と家族は精神的ショックで治療を受けており、出産した子どもは養子縁組機関に送られたという。

　ただ、ソウル南部地裁は「犯行当時、被告も18歳だった」とし、「被告人が捜査に協力した点、犯行事実を全て認め、過ちを反省している点などを考慮した」と量刑理由を説明した。検察は懲役3年を求刑していた。

　裁判所の判決が出ると、被害者側は「被告から謝罪の手紙1通も受け取っていない。裁判所に謝罪すれば、反省の態度を見せたことになるのか」と反発した。被告も判決後、裁判所に控訴した。

ハン・ジウン記者

チョソン・ドットコム／朝鮮日報日本語版

Copyright (c) Chosunonline.com