【NEWSIS】ウクライナ軍はロシアへの反転攻勢を開始してから2週間で最前線に投入されている兵器の2割を失った。米ニューヨーク・タイムズ(NYT)が15日(現地時間)に報じた。
その後ウクライナ軍は兵器の損失を防ぐため戦術を見直し、その結果武器損失は目標通り半分の10%に抑えた。しかし領土奪還のスピードはどうしても遅くなった。
ウクライナ軍は反転攻勢の開始と同時にロシア軍が防御のため地雷を埋めた地..
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【NEWSIS】ウクライナ軍はロシアへの反転攻勢を開始してから2週間で最前線に投入されている兵器の2割を失った。米ニューヨーク・タイムズ(NYT)が15日(現地時間)に報じた。
その後ウクライナ軍は兵器の損失を防ぐため戦術を見直し、その結果武器損失は目標通り半分の10%に抑えた。しかし領土奪還のスピードはどうしても遅くなった。
ウクライナ軍は反転攻勢の開始と同時にロシア軍が防御のため地雷を埋めた地域に激しい攻撃を加えたが、その影響で多くの兵器が破壊された。今は砲撃や長距離ミサイルを使ったロシア軍陣地奪還に力を入れている。
しかしウクライナ軍における兵器の莫大な損失は反転攻勢のペースを大きく遅らせ、一部地域ではロシア軍の強い抵抗に遭い攻撃を中断する事態にもなったという。
ウクライナ軍は一連の兵器損失の中でも反転攻勢開始後にロシア軍占領地域のうち少なくとも8キロ、最大で90キロ進撃した。ウクライナ軍は南部の黒海周辺の領土奪還と、これによるロシア軍の分断を目指している。
ニューヨーク・タイムズは専門家の話として「攻撃側は防御側よりも兵器と兵力のいずれも3倍のリソースが必要になる。そのため最初の25キロが最も難しいだろう」との見方を示した。
ユ・セジン記者
NEWSIS/朝鮮日報日本語版
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