親日に追いやられた『全羅道1000年史』【コラム】

2023/08/20 06:09

▲東学学会や東学農民革命継承事業会などの関係者が6月18日、全羅北道全州市の全北道議会ブリーフィングルームで「全羅道1000年史 古阜蜂起誤謬(ごびゅう)批判記者会見」を開き、スローガンを叫んでいる様子。/写真=NEWSIS

 『全羅道1000年史』という本がある。光州市・全羅北道・全羅南道の湖南圏3自治体が2018年から22年にかけて、予算24億ウォン(現在のレートで約2億6000万円)を投じて作った全34巻、1万3000ページという膨大な歴史書だ。参加した学者だけでも200人を超える。しかしこの本は、公開直後から地元の市民団体や広域議会議員などから「歴史歪曲(わいきょく)史書」と強く批判され、内容の修正や破棄の要求..

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