「朝鮮人虐殺の歴史」を記録し続けなければならない理由【記者手帳】

2023/09/10 07:01

▲写真=UTOIMAGE

 韓国と日本は1965年の国交正常化以来、悲劇の過去史を巡る対立と和解を繰り返した。95年に、当時の村山富市首相は「痛切な反省と心からのおわび」を表明した。98年には小渕恵三首相、2010年には菅直人首相(いずれも当時)が再三謝罪した。植民地を経験した国が旧支配国から3回も包括的な公式謝罪を受けた例は、韓国が唯一だ。戦争・侵略ではなく植民地支配を謝罪するまれな事例として国際社会も高く評価している。..

続き読む