2018年南北9・19軍事合意、北は交渉の場で「ソウルと首都圏の飛行禁止区域化」求めていた(上)【独自】

2023/09/19 14:23

文在寅(ムン・ジェイン)前政権は北朝鮮からの提案をそのまま持ち帰る

▲2018年9月19日に平壌の百花園迎賓館で「9・19南北軍事合意」が締結された。写真は左から文在寅(ムン・ジェイン)前大統領、宋永武(ソン・ヨンム)元韓国国防部(省に相当)長官、努光鉄(ノ・グァンチョル)元北朝鮮人民武力相、金正恩(キム・ジョンウン)総書記。/NEWSIS

 2018年の9・19南北軍事合意に向けた交渉で、青瓦台(韓国大統領府)、韓国国防部(省に相当、以下同じ)、在韓米軍基地などを含むソウルや首都圏など軍事境界線(MDL)の南側60キロの範囲を戦闘機の飛行禁止区域とするよう北朝鮮が要求していたことが18日までに分かった。北朝鮮に対する基本的な偵察飛行が制限されるのはもちろん、首都防衛のシステムも崩壊する無理な要求だったが、当時の青瓦台、国防部、統一部..

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