韓国の食品大手「農心」のスナック菓子「バナナキック」に金属製のねじが混入し、菓子を食べた消費者がけがをしそうになっていたことが分かった。韓国食品医薬品安全処（食薬処）が21日、明らかにした。食薬処の窓口に20日、消費者から情報提供があったという。

【写真】農心のスナック菓子「バナナキック」の中から見つかった金属のネジ

　情報提供者のAさんによると、Aさんは20日午後にソウル市内のコンビニエンスストア..

　韓国の食品大手「農心」のスナック菓子「バナナキック」に金属製のねじが混入し、菓子を食べた消費者がけがをしそうになっていたことが分かった。韓国食品医薬品安全処（食薬処）が21日、明らかにした。食薬処の窓口に20日、消費者から情報提供があったという。

【写真】農心のスナック菓子「バナナキック」の中から見つかった金属のネジ

　情報提供者のAさんによると、Aさんは20日午後にソウル市内のコンビニエンスストアで購入した「バナナキック」を自宅で食べていたところ、異物が入っているのを感じたという。そのため口の中のものを吐き出したところ、長さ1センチのねじが入っていたと主張した。幸いAさんの歯は欠けたりせず無事だったという。Aさんは「ねじが上あごに刺さったので今でもひりひりする。ねじを強く噛んでいたら歯がどうなっていたことか」と話した。

　食薬処は異物が製造・流通・消費のどの段階で混入したのか、さまざまな可能性を視野に調査する予定だ。一方、農心側はこの件について、「現段階で会社には消費者側から連絡がない」として「食薬処の調査の進行状況に基づいて措置を取る予定」と説明した。

チョソン・ドットコム／朝鮮日報日本語版

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