うその常習犯を懲らしめることができなかった国のおぼつかない選挙【朝鮮日報コラム】

2023/09/29 06:15

▲金大業氏(左)と申鶴林元言論労組委員長

 2002年の韓国大統領選は捏造(ねつぞう)された虚構が選挙戦を覆す可能性があることを実証した事例だった。詐欺師・金大業(キム・デオプ)による虚偽暴露で支持率1位を走っていた李会昌(イ・フェチャン)候補が致命傷を負い、僅差で敗北した。裁判所は兵役疑惑の影響で低下した李会昌氏の支持率損害が最大で11.8ポイントに達すると判示した。実際の得票率差は2.3ポイントだったので、フェイクニュースがなければ、..

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