【ソウル聯合ニュース】韓国国防部の長官候補に指名された申源湜(シン・ウォンシク)氏は27日の国会人事聴聞会で、独島問題を巡り日本に対して軍事的な対応を取る可能性について、「紛争水域化することはむしろ日本(が望む方向)に巻き込まれるという考え」と述べた。
日本の自衛隊が独島に駐留することを懸念する声が一部で上がっていることに対する考えについては、「日本が独島の領有権を主張するのは話にならない主張であ..
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【ソウル聯合ニュース】韓国国防部の長官候補に指名された申源湜(シン・ウォンシク)氏は27日の国会人事聴聞会で、独島問題を巡り日本に対して軍事的な対応を取る可能性について、「紛争水域化することはむしろ日本(が望む方向)に巻き込まれるという考え」と述べた。
日本の自衛隊が独島に駐留することを懸念する声が一部で上がっていることに対する考えについては、「日本が独島の領有権を主張するのは話にならない主張であり、強く抗議しなければならない」としながら、「独島に日本が上陸するというのは杞憂(きゆう)だ」と指摘した。
文在寅(ムン・ジェイン)前政権下の2018年12月に起きた自衛隊哨戒機を巡る韓日のあつれきについては、国防部のこれまでの立場を改めて確認した。
申氏は「韓国艦艇に対して日本の哨戒機が威嚇飛行をしたのは事実」とし「日本は自国の航空機に対してわが国がレーダーを照射したと主張しているが事実ではなく、日本は(韓国の主張を)認めていない」と話した。そのうえで、双方の主張が平行線をたどっているため結論が出せず、両国は北朝鮮の核・ミサイルに備えた安全保障上の協力が必要であるため、「ひとまずあのようにした(棚上げにした)と承知している」と付け加えた。
聯合ニュース
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