気象と防災の両方に精通する専門人材、韓国11人・日本193人【独自】

2023/10/14 06:01

3年前に同規模の大洪水発生も異なる対応

▲今年8月、韓半島(朝鮮半島)を縦断した台風6号の影響で河川の堤防が流失し、浸水した大邱市軍威郡内の住宅。消防救助隊員がゴムボートで行方不明者の捜索作業を行っている。写真=聯合ニュース

 2020年、活発な梅雨前線の影響で韓国と日本に大規模な洪水被害が発生した。ところが、同じ水害を経験していながら、その後の両国における気象庁の防災対策は大幅に異なっていたことが分かった。日本が専門人員193人を新たに採用し、全国各地に配置した一方、韓国は従来の人員11人を増員することはなかった。「気候変動により気象災害がますますひどくなっている状況で、韓国の対応が生ぬるかったため、今年夏の洪水被害..

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