亡国への道はうそで舗装されている【寄稿】

2023/11/05 09:45

雇用・不動産政策の失敗を隠した文在寅政権の統計操作ニュースを見て、ポーランドの事例を思い浮かべた 現実とイデオロギーが衝突したら、間違いは現実の方にあるというのか 共産党政権はうそをついて生きてきた…操作された統計、いずれブーメランになる

 1990年、市場経済に向けて第一歩を踏み出したポーランドの経済状態はまさに「最悪」だった。420億ドル(現在のレートで6兆3000億円)に達する外債により国際通貨基金(IMF)の救済金融を受けなければならず、インフレ率は700%に迫った。失業率が跳ね上がり、貧困層の置かれている状況は日に日に悪化した。その困難の中で、経済改革の重荷を背負ったのは、初代民主政権の副首相・財相を務めたレシェク・バルツ..

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