個人事業者に転身してフリーランス活動に励む韓国の麻酔科専門医たち【独自】

2025/02/23 11:25

人材流出が深刻化する必須医療

▲イラスト=ヤン・ジンギョン

 2023年に病院韓国最大手の「ソウル峨山病院」で集団辞職した麻酔痛症医学科の5人の教授のうち3人は、現在「麻酔フリーランサー」として活動していることが13日、分かった。韓国最高の病院で重症患者を担当し、学生たちを教えていた教授が、複数の病院を回りながら麻酔を施す「個人事業者」に転身したわけだ。医療界の隠語として、彼らをポッタリサン(行商人)と表現したりもする。

 大学病院の麻酔科は必須の診療科だ。..

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