【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)の李昌鏞(イ・チャンヨン)総裁は25日の記者会見で、同銀が今年の実質国内総生産(GDP)の成長率見通しを前回予測(昨年11月)の1.9%から1.5%に引き下げ、来年の見通しは1.8%で据え置いたことについて、「それがわれわれの実力であるため、受け入れなければならない」として、「1.8%は良い水準」との認識を示した。
李氏は「過去の高度成長に慣れすぎて、1...
続き読む
【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)の李昌鏞(イ・チャンヨン)総裁は25日の記者会見で、同銀が今年の実質国内総生産(GDP)の成長率見通しを前回予測(昨年11月)の1.9%から1.5%に引き下げ、来年の見通しは1.8%で据え置いたことについて、「それがわれわれの実力であるため、受け入れなければならない」として、「1.8%は良い水準」との認識を示した。
李氏は「過去の高度成長に慣れすぎて、1.8%というと危機だと言うが、私たちの実力がその程度」とし、「構造調整をせず、既存産業に依存してきたため」と述べた。また、「1.8%以上に成長するためには財政を動員し、金利を下げなければならない」としながらも、「そうすれば国全体がより困難になる」と指摘した。そのうえで、「より大きく成長するためには構造調整をしなければならないというのが私が発信し続けているメッセージ」と強調した。
韓銀はこの日の金融通貨委員会で政策金利を0.25%引き下げ、年2.75%にすることを決めた。
聯合ニュース
Copyright (c) Chosunonline.com