▲9日に行われた「2025-26シーズン・ショートトラック韓国代表第1次選抜戦」男子1000メートル準々決勝。
また衝突した。9日、ソウル・木洞アイスリンクで行われたショートトラック韓国代表第1次選抜戦の最終日、男子1000メートル準々決勝第1組の試合。韓国男子ショートトラック界のスター、朴知元(パク・チウォン、28)=ソウル市庁=と黄大憲(ファン・デホン、25)=江原特別自治道庁=はラスト1周を残して滑走していた。直線コースでリードしていた黄大憲を、カーブに差しかかった時に朴知元がインコースから追い越そ..
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▲9日に行われた「2025-26シーズン・ショートトラック韓国代表第1次選抜戦」男子1000メートル準々決勝。
また衝突した。9日、ソウル・木洞アイスリンクで行われたショートトラック韓国代表第1次選抜戦の最終日、男子1000メートル準々決勝第1組の試合。韓国男子ショートトラック界のスター、朴知元(パク・チウォン、28)=ソウル市庁=と黄大憲(ファン・デホン、25)=江原特別自治道庁=はラスト1周を残して滑走していた。直線コースでリードしていた黄大憲を、カーブに差しかかった時に朴知元がインコースから追い越そうとすると、黄大憲がインコースの方に体を傾けて朴知元とぶつかった。朴知元はバランスを崩して転倒し、最下位でゴールした。
【写真】反則で失格した黄大憲(黄色のヘルメット)
しかし、試合後、審判たちが黄大憲に反則を宣言し、朴知元は救済されて準決勝に進むことができた。黄大憲は失格となった。この試合の前の1500メートルと500メートルでランキングポイントを獲得できなかった朴知元だが、1000メートルは決勝まで勝ち上がって4位となり、第1次選抜戦のランキングポイント8点、ランキング8位で第2次選抜戦にかろうじて進出できた。第1次選抜戦・第2次選抜戦の点数の合計が上位3位以内に入れば、来年のミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックへの出場が可能となる。第1次選抜戦までで黄大憲は42点と3位につけている。第2次選抜戦は12日と13日に行われる。
朴知元は昨年3月の国際スケート連盟(ISU)世界選手権1500メートル決勝をはじめ、4回も競技中に黄大憲と衝突してゴールできなかったという経緯がある。今回は審判の判定で救済されたが、来年の冬季五輪の出場権を獲得できるかどうか不透明な状況だ。
ペ・ジュンヨン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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