▲写真=UTOIMAGE
米中関税戦争により反米感情が高まっている中国で、ドナルド・トランプ米大統領の上半身をかたどったトイレブラシが人気になっている。
【写真】中国で爆売れ中の「トランプ・トイレブラシ」
中国語圏のメディアが15日に報道したところによると、中国のインターネット・ショッピング・モールでは最近、スーツを着たトランプ大統領の上半身をかたどったトイレブラシが飛ぶように売れているとのことだ。
この製品はトランプ大統..
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▲写真=UTOIMAGE
米中関税戦争により反米感情が高まっている中国で、ドナルド・トランプ米大統領の上半身をかたどったトイレブラシが人気になっている。
【写真】中国で爆売れ中の「トランプ・トイレブラシ」
中国語圏のメディアが15日に報道したところによると、中国のインターネット・ショッピング・モールでは最近、スーツを着たトランプ大統領の上半身をかたどったトイレブラシが飛ぶように売れているとのことだ。
この製品はトランプ大統領の髪の毛に当たる部分が便器をこするブラシになっており、価格は韓国ウォンで約2700ウォン(約270円)だ。
「トランプ・トイレブラシ」はトランプ政権1期目の時も販売されたことがあったが、トランプ政権2期目発足後、米国と中国間の関税戦争が激化しているのを受けて、再び人気となっている。
トランプ政権1期目の時は、トランプ大統領の選挙スローガンである「Make America Great Again(米国を再び偉大に)」をもじって、「あなたの便器を偉大に」という宣伝文句が登場した。
中国のネット上では、この製品に対して中国・浙江省義烏市にちなみ、「義烏の反撃」という名前で呼んでいるという。
義烏市には一般消費財や米国輸出用の低価格製品を大量生産する工場が密集しているため、今回の米中関税戦争で直撃を受けている。
この他にも、中国のSNSなどには最近、米国人観光客らを差別する掲示文の写真が続々と掲載されている。湖北省武漢市のある焼肉店は「今日から当店は米国人の客からサービス料を104%増しで取る」「納得できないなら米国大使館に行って問い合わせてほしい」という掲示文を貼り出した。
また、あるスマートフォン販売店は「毎日のように関税を引き上げるので、うちではもう米国製の携帯電話は売らない」として、アップル社のiPhone(アイフォーン)を店頭から撤去する様子を掲載した。
キム・ミョンイル記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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