ソウル峨山病院が世界初の肝移植9000回…1年生存率は98%

2025/05/23 20:15

手術開始から32年8カ月で達成

▲4月30日、ソウル市松坡区風納洞のソウル峨山病院で、イ・スンギュ肝移植・肝胆道外科碩座教授(右)が、同病院における9000回目の肝移植手術を行っている。/ソウル峨山病院

 4月30日午前8時、ソウル市松坡区風納洞のソウル峨山病院を訪れた。肝移植のため、4カ所ある手術室が同時に開かれた。生きている人の肝臓の一部を切除し、患者に移植する「生体肝移植」が同時に2カ所で行われたのだ。ドナーのための手術室と移植を受ける側の手術室はそれぞれ2カ所ずつ準備された。ドナー手術室では肝臓の一部を切除する手術が、移植を受ける側の手術室では健康な肝臓を移植するための準備が始まった。同日..

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