▲写真=UTOIMAGE
中国・上海の地下車道に「人生最高の写真」を撮影しようと若者たちが殺到し、警察当局が頭を抱えている。
中国共産党機関紙の英字紙グローバル・タイムズなどが5月27日、報じた。それによると、中国・上海にある新華路の地下車道が最近、若者の間で写真スポットとして人気が急上昇しているという。インフルエンサーたちがこの場所で、香港の映画監督ウォン・カーウァイ氏の世界観のようなレトロな写真を撮り始め、これをまね..
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▲写真=UTOIMAGE
中国・上海の地下車道に「人生最高の写真」を撮影しようと若者たちが殺到し、警察当局が頭を抱えている。
中国共産党機関紙の英字紙グローバル・タイムズなどが5月27日、報じた。それによると、中国・上海にある新華路の地下車道が最近、若者の間で写真スポットとして人気が急上昇しているという。インフルエンサーたちがこの場所で、香港の映画監督ウォン・カーウァイ氏の世界観のようなレトロな写真を撮り始め、これをまねようと大勢の若者が殺到しているのだ。
【模倣禁止】地下車道でウォン・カーウァイ風の写真を撮る若者たち
SNS(交流サイト)にアップされた写真を見ると、若者たちはトンネルの端に立って車道側に顔を傾けたり、非常通路に座って道路側に足を出したりするなど、危険なポーズを取っている。猛スピードで通り過ぎる車とわずか50センチしか離れていない位置で写真を撮影するモデルもいた。
この地下車道は歩行者の進入が禁止されている。トンネルの入り口には通行禁止という看板も設置されているが、若者たちはこれを無視して地下車道に無断で入り込んでいる。
事故の危険が高まると、SNSではこれらの写真に「模倣禁止」と警告メッセージが表示されるようになった。警察当局は、新華路のトンネル周辺でパトロールを強化し、無断進入で摘発された場合は厳重に処罰すると警告している。
このような流行について、現地ネットでは「SNSで自分の写真をアピールするのは現代の危険な集団狂気」「安全が最も重要。『ウォン・カーウァイ・スタイル』が恐怖映画にならないようにすべき」などの反応が見られた。
チェ・ヘスン記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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