「韓国新政権序盤は順調・終盤は歴史問題で悪化」繰り返す韓日関係、李在明政権でパターン変化はあるか

2025/06/24 08:05

李明博元大統領は就任直後から日本の首相と会談 関係改善が進むも独島問題が浮上 文在寅政権では強制徴用・慰安婦問題で対立 ノージャパン運動などで最悪に

▲カナダで開催されたG7(主要7カ国)首脳会議の際に会談した李在明(イ・ジェミョン)大統領(右)と日本の石破茂首相/聯合ニュース

 今月初めの李在明(イ・ジェミョン)政権発足後、韓国と日本の間では関係改善に向けた期待が高まっているが、「まだ安心できない」との見方も根強い。両国関係は韓国での政権発足直後は回復の兆しが見られるが、後に過去史問題などで悪化するパターンが繰り返されてきたからだ。

【表】李在明大統領と石破首相による韓日関係の流れ

 2003年の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領就任式には当時の小泉純一郎首相が出席し、同年6月に..

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