▲イラスト=UTOIMAGE
済州島の港や浦の入口で飛び込み関連の事故が相次いで発生している。済州特別自治道消防安全本部が6月27日に明らかにした。
【写真】遊泳禁止区域で飛び込んで遊ぶ人々
同本部によると、6月26日から27日午前にかけての間に済州島で水難事故が3件発生したとのことだ。このうち2件は港や浦の入口で飛び込み中に発生したものであることが確認された。
6月26日午後5時41分ごろ、済州市楸子島の黙里港では20代の観..
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▲イラスト=UTOIMAGE
済州島の港や浦の入口で飛び込み関連の事故が相次いで発生している。済州特別自治道消防安全本部が6月27日に明らかにした。
【写真】遊泳禁止区域で飛び込んで遊ぶ人々
同本部によると、6月26日から27日午前にかけての間に済州島で水難事故が3件発生したとのことだ。このうち2件は港や浦の入口で飛び込み中に発生したものであることが確認された。
6月26日午後5時41分ごろ、済州市楸子島の黙里港では20代の観光客が海の浅い所に飛び込み、足首を負傷した。
また、同日午前3時20分ごろ、済州市翰林邑のウォルリョン浦でも同様の事故が起きた。 まだ真っ暗な時間に20代の観光客が飛び込み中、石で滑って擦り傷を負ったという。
遊泳禁止区域である港や浦の入口で飛び込み中に負傷する事故が相次いでいるのだ。
「漁村・漁港法」第45条では、漁村定住漁港や小規模漁港での漁港使用に支障を与える可能性のある行為を禁止している。しかし、交流サイト(SNS)には済州島の港や浦の入口を「飛び込みスポット」として紹介する投稿が多数掲載されており、観光客などの危険な飛び込みを助長していると指摘されている。
これと関連し、昨年だけでも済州島の港や浦の入口で装備を付けずに飛び込みをしていた2人が死亡している。今年も4月に済州市翰京面の板浦区で30代の観光客がおぼれて救助されるという事故があった。済州特別自治道では今月から9月までを「夏場の水上安全管理対策期間」と定め、人出が集中する港や浦の入口にフェンスや危険区域表示板の設置、周期的なパトロール・啓発活動を実施している。
済州=呉在鏞(オ・ジェヨン)記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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