李在明政権は戦時作戦統制権移管後に「米国からの請求書」に耐えられるのか【コラム】

2025/07/18 08:05

▲2007年にソウル市内の韓国国防部(省に相当)で韓米安保政策構想会議が開催された。写真は会議前に握手する米国防総省のローレス・アジア太平洋担当副次官(左)と韓国国防部の全済国(チョン・ジェグク)政策広報本部長。この席で韓米両国は戦時作戦統制権移管問題について意見交換した。

 ワシントン特派員だった2006年、戦時作戦統制権移管は韓米間の大きな関心事だった。当時米国防総省韓国課長だったマイケル・フィネガン中佐とは親しい関係を築くことができた。妻が韓国人だったので韓国への愛着がかなり強かった人物だ。ある日の夕刻にバージニア州アナンデールの韓国レストランで二人で食事をした。フィネガン氏は盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権発足後、韓国が戦時作戦統制権の移管を求めてくると予想し、1年..

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