「パイロットはランディングギアを下ろそうともしないまま胴体着陸」 務安空港事故中間調査結果

2025/07/22 11:35

新たな局面を迎えた事故原因調査

▲昨年12月29日、全羅南道務安郡の務安空港で、チェジュ航空の旅客機が胴体着陸を試た時の様子。当時、ランディングギア(降着装置)なしで滑走路の地面と接触し、機体の下から火花が散った。写真提供=読者

 昨年12月末、全羅南道務安郡の務安空港で179人の死者を出したチェジュ航空2216便事故について、パイロットが当時、ランディングギア(降着装置)や補助翼(フラップ)などを作動させようとした形跡がないことが確認された。鳥の群れと衝突して損傷を受けた右エンジンも止まったのではなく、相当なレベルの出力があったという。

【写真】最後の瞬間まで飛行機を止めるために奮闘していた機長

 これまで「鳥の群れと衝突し..

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