「デートレイプドラッグ」を飲まされたか1秒以内に検出 韓国研究陣がタトゥーシール開発

2025/08/01 11:50

韓国生命工学研究院と成均館大が開発 ごく少量の液を塗るだけで色が変化

▲タトゥーシールにGHBを混ぜた酒を塗ると、色が黄色から赤に変わり、即座にGHBを検出できる。/ ACSセンサー

 韓国の研究陣が、性犯罪に利用されることの多い麻薬「GHB(ガンマ-ヒドロキシ酪酸)」を一瞬で検出できるタトゥー(入れ墨)シールを開発した。GHBは中枢神経抑制剤で、水やアルコールに混ぜて相手に飲ませ、意識を失わせるため「ムルポン(ムル〈水〉+ヒロポン〈覚醒剤〉の合成語)」という俗称で呼ばれている。

【写真】デートレイプドラッグに反応するタトゥーシール

 韓国生命工学研究院のコ・ギョンチョル国家前臨床..

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