▲押収されたコカイン。釜山地方検察庁麻薬犯罪特別捜査チームは6日、釜山市蓮堤区の検察庁会議室で会見を行う前に釜山本部税関との協力で押収したコカイン600キログラムを公開した。/キム・ドンファン記者
釜山新港に入港した貨物船のコンテナからコカイン600キログラムが押収された。約2000万人が同時に使用できる量で、韓国への麻薬密輸では過去2番目の量だ。
【写真】かつらの中に1500万ウォン相当のコカイン 空港保安検査でバレる /コロンビア
釜山地検麻薬犯罪特別捜査チームと釜山税関は5月10日、エクアドルから釜山新港に入港した9万トンの貨物船に積まれたコンテナからコカイン600キログラムを押収した..
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▲押収されたコカイン。釜山地方検察庁麻薬犯罪特別捜査チームは6日、釜山市蓮堤区の検察庁会議室で会見を行う前に釜山本部税関との協力で押収したコカイン600キログラムを公開した。/キム・ドンファン記者
釜山新港に入港した貨物船のコンテナからコカイン600キログラムが押収された。約2000万人が同時に使用できる量で、韓国への麻薬密輸では過去2番目の量だ。
【写真】かつらの中に1500万ウォン相当のコカイン 空港保安検査でバレる /コロンビア
釜山地検麻薬犯罪特別捜査チームと釜山税関は5月10日、エクアドルから釜山新港に入港した9万トンの貨物船に積まれたコンテナからコカイン600キログラムを押収した。捜査チームが6日に明らかにした。時価にすると3000億ウォン(約320億円)相当だという。今年4月に江原道江陵市の玉渓港でコカイン1700キログラムが押収されたが、今回はそれに次ぐ過去2番目の量だ。
釜山税関は5月9日、米国麻薬取締局(DEA)から麻薬密輸に関する情報を入手し、問題のコンテナが貨物船に積まれている事実を確認した。このコンテナを下ろして確認したところ、防水包装されたコカインの束12個を発見したという。1つの束に1キログラムの白いコカインブロック50個が入っていた。
検察の捜査でギリシャ船籍のこの貨物船の船長と乗組員らは密輸に関与していないことがわかった。コンテナで採取した137個の指紋を分析したところ、韓国国内にこれと一致するものはなかったという。検察の関係者によると、麻薬組織は南米でコカインを積んでこれを第三国に送ろうとしたが、何らかの理由で失敗し釜山にまで麻薬が運ばれたとみられるという。また検察は韓国の麻薬組織は今回の事件に関与していないと判断し、捜査を終了した。今後関係する資料をDEAに提供し、国際麻薬組織を追跡することになるようだ。
キム・ミフィ記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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