「年寄りの聖地」タプコル公園に将棋盤の持ち込み禁止、途方に暮れる将棋愛好家たち /ソウル

2025/09/14 11:45

賭けでけんかも、夜は酒を飲みながら将棋 警察、通報が増したことで将棋盤を撤去 「人生あとわずか、これくらいいいじゃないか」

▲8月24日午前、ソウル市鍾路区のタプコル公園近くで、高齢者たちが寄り集まっている。鍾路警察署は、タプコル公園の環境改善のため、公園周辺での囲碁や将棋などの娯楽行為、飲酒や歌って踊る行為などを禁じた。2025.8.24/パク・ソンウォン記者

 多くの高齢者たちが集まるソウル市鍾路区のタプコル公園から将棋盤が消えた。警察が7月末、「将棋禁止令」を下したためだ。タプコル公園は「お年寄りの聖地」と呼ばれている。毎日、1000人余りの高齢者でにぎわいを見せている。

 本来タプコル公園の北門の塀に沿って、約20個の将棋盤が設置されていた。昼は「賭け将棋」、夜は「飲酒将棋」の場となっていた。これにより毎日150人余りが将棋盤の前に集まった。

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