▲写真=パク・ギョンホ弁護士/NEWSIS
尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領の配偶者・金建希(キム・ゴンヒ)夫人を巡る京畿道楊平郡の「公興地区開発便宜供与疑惑」で、同郡庁公務員A氏が取り調べを受けた後、遺体になって発見された。これに関連し、A氏の弁護人が調書閲覧を申請したが、特別検察官(特検)が14日に拒否していたことが分かった。翌15日に特検が明らかにした。
【写真】公務員が書き残した自筆のメモ
特検は15日、「調書が公開されれば、進行..
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▲写真=パク・ギョンホ弁護士/NEWSIS
尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領の配偶者・金建希(キム・ゴンヒ)夫人を巡る京畿道楊平郡の「公興地区開発便宜供与疑惑」で、同郡庁公務員A氏が取り調べを受けた後、遺体になって発見された。これに関連し、A氏の弁護人が調書閲覧を申請したが、特別検察官(特検)が14日に拒否していたことが分かった。翌15日に特検が明らかにした。
【写真】公務員が書き残した自筆のメモ
特検は15日、「調書が公開されれば、進行中の捜査に影響を及ぼす恐れがある。当事者の死亡により弁護人との委任関係が終了しており、関係法令によりやむを得ず拒否した」と説明した。
A氏の弁護人を務めるパク・ギョンホ弁護士は14日午前11時ごろ、ソウル市鍾路区のKT光化門ビルウエスト前に設けられたA氏の焼香所で記者会見を行った。
パク・ギョンホ弁護士は「特検チームにA氏の被疑者尋問調書の閲覧・コピーを申請した。調書を検討した上で、違法な捜査をした捜査官を職権乱用・虚偽公文書作成・過酷行為などで告発するつもりだ。A氏が答弁していない内容を特検は調書に書いた」と述べた。
ある法曹関係者は「弁護人ではない遺族が調書閲覧申請をしても許可するのが原則だ」と話す。だが、特検の関係者は「遺族が申請した場合も、調書が公開されれば被疑者があらかじめ口裏を合わせるなど、捜査に影響が及ぶ恐れがあるため、検討した上で非公開にすることもある」と言った。
A氏は今月10日に自宅で遺体が発見された。A氏は、金建希夫人一家の「楊平公興地区開発特別待遇」疑惑に関連して、今月2日に特検で被疑者として取り調べを受けていた。
この疑惑は、金建希夫人の家族のESI&Dが2011年から2016年までの開発事業を期限内に完了できなかったのにもかかわらず、楊平郡の助けにより開発負担金を賦課・納付しなかったというものだ。A氏は2016年当時、公興地区事業に関する開発負担金賦課の担当チーム長だった。
キム・グァンレ記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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