◇北朝鮮が5カ月ぶり弾道ミサイル発射 トランプ氏来韓前に存在感誇示か
韓国軍合同参謀本部は北朝鮮が22日午前8時10分ごろ、平壌近郊の黄海北道・中和付近から北東方向に短距離弾道ミサイル数発を発射したと発表した。軍当局は北朝鮮が昨年9月18日に発射した新型戦術弾道ミサイル「火星11タ4.5」である可能性が高いとみて、詳しく分析している。今回は、韓国南東部の慶州で来週開幕するアジア太平洋経済協力会議(..
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◇北朝鮮が5カ月ぶり弾道ミサイル発射 トランプ氏来韓前に存在感誇示か
韓国軍合同参謀本部は北朝鮮が22日午前8時10分ごろ、平壌近郊の黄海北道・中和付近から北東方向に短距離弾道ミサイル数発を発射したと発表した。軍当局は北朝鮮が昨年9月18日に発射した新型戦術弾道ミサイル「火星11タ4.5」である可能性が高いとみて、詳しく分析している。今回は、韓国南東部の慶州で来週開幕するアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせたトランプ米大統領と中国の習近平国家主席の来韓を控えたタイミングでの武力示威という点で注目される。APEC首脳会議に合わせて開かれる韓米・韓中首脳会談などで北朝鮮問題が議題に上ると予想されるなか、存在感を誇示する意図もあるとみられる。
◇大学生拷問死の主犯 薬物飲料事件の主犯格と同一人物
情報機関の国家情報院(国情院)は韓国人大学生がカンボジアの犯罪組織に拉致され拷問された末に死亡した事件の主犯が、ソウル・江南の学習塾が集まる地区で違法薬物入りの飲料を高校生らに飲ませ、親を脅した事件の主犯格の1人だったことが確認されたと国会情報委員会の全体会議で報告した。薬物飲料事件は違法薬物を混ぜた牛乳を「集中力強化飲料」などと偽って未成年者13人に飲ませ、「子どもが違法薬物を摂取した」などと親を脅して金を奪おうとした事件。国情院は身柄確保のため追跡班を現地に派遣すると説明した。
◇在韓米軍の規模「現状維持」 米上院で可決の国防権限法に明示
トランプ米政権が在韓米軍の縮小や役割の再調整を行う可能性が取り沙汰されているなか、米上院で可決された2026会計年度(25年10月~26年9月)の国防権限法(NDAA)に、在韓米軍を現状の約2万8500人規模で維持するという内容が明示されたことが分かった。NDAAは国防予算の大枠を定めるもので、上下院の最終調整を経てこの内容が確定すれば、トランプ政権が十分な事前協議なしに在韓米軍の削減に乗り出した場合に議会が政府をけん制する根拠として活用できる見通しだ。
◇飲食店の無断キャンセル 違約金最大40%に引き上げへ
公正取引委員会は、飲食店のコース料理の予約や団体予約の「ノーショー(無断キャンセル)」について、違約金の割合を大幅に引き上げる内容を盛り込んだ「消費者紛争解決基準」改正案を来月11日まで行政予告すると発表した。一般飲食店ではノーショーの違約金は総利用額の最大10%だが、改正案では20%と2倍に引き上げた。また、コース料理など予約制の店は「予約基盤飲食店」とし、違約金を最大40%に設定できるようにした。一般飲食店でも大量注文や団体予約の場合は消費者に明確に事前通知した場合、40%の違約金を受け取ることができるようにした。
聯合ニュース
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