▲ソウル市竜山区の韓国大統領室庁舎で米CNNとのインタビューに応じる李在明(イ・ジェミョン)大統領。22日午後撮影。/韓国大統領室
米CNN放送で24日に公開された李在明(イ・ジェミョン)大統領へのインタビューで、北朝鮮が弾道ミサイルの試験発射を再開したことに李在明大統領は「とても長い間よく我慢した」と発言したが、これについて韓国野党・国民の力は「あまりに軽率で危険な認識」「屈従であり誤った判断」などと批判した。
【写真】「金正恩総書記のそっくりさん」ハワード・X氏
国民の力の朴成訓(パク・ソンフン)首席報道官は論評で「我慢し..
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▲ソウル市竜山区の韓国大統領室庁舎で米CNNとのインタビューに応じる李在明(イ・ジェミョン)大統領。22日午後撮影。/韓国大統領室
米CNN放送で24日に公開された李在明(イ・ジェミョン)大統領へのインタビューで、北朝鮮が弾道ミサイルの試験発射を再開したことに李在明大統領は「とても長い間よく我慢した」と発言したが、これについて韓国野党・国民の力は「あまりに軽率で危険な認識」「屈従であり誤った判断」などと批判した。
【写真】「金正恩総書記のそっくりさん」ハワード・X氏
国民の力の朴成訓(パク・ソンフン)首席報道官は論評で「我慢したのは(北朝鮮の)金正恩(キム・ジョンウン)総書記ではなく大韓民国国民だ」「北朝鮮の挑発を強く非難するどころか擁護している」と指摘した。
朴成訓報道官はさらに「今回の弾道ミサイル発射は通常とは異なり内陸を標的にした点に注目すべきだ。アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議が開催される慶州も破壊可能とする武力誇示だ」とした上で「李在明大統領はお決まりの遺憾表明さえしない。明確で強いメッセージを北朝鮮に向けて出さねばならない」と要求した。
国民の力の崔殷碩(チェ・ウンソク)院内首席報道官も論評で「ミサイル挑発のあった日に大統領は新型潜水艦・蔣英実(チャン・ヨンシル)の進水式にさえ来なかった。安全保障に対する認識のレベルがいかに低いかが分かる」と批判した。
崔殷碩報道官はさらに「未熟な交渉力と国家観不在、安全保障への無感覚は韓国を危機に追いやっている」とも指摘した。
ソン・ミンソン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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