▲李真淑(イ・ジンスク)前放送通信委員会委員長。写真=news 1
韓国の警察は、公職選挙法違反などの容疑が持たれている李真淑(イ・ジンスク)前放送通信委員会委員長に対する3回目の取り調べを約3時間で終えた。李真淑前委員長は「今の韓国は大統領の味方でなければ罪人になる世の中になった」と述べ、警察の捜査方式が不当だと主張した。
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27日午後4時ごろ、3回..
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▲李真淑(イ・ジンスク)前放送通信委員会委員長。写真=news 1
韓国の警察は、公職選挙法違反などの容疑が持たれている李真淑(イ・ジンスク)前放送通信委員会委員長に対する3回目の取り調べを約3時間で終えた。李真淑前委員長は「今の韓国は大統領の味方でなければ罪人になる世の中になった」と述べ、警察の捜査方式が不当だと主張した。
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27日午後4時ごろ、3回目の取り調べを終え、ソウル永登浦警察署から出てきた李真淑前委員長は「警察で(召喚)回数を合わせようとしたためかもしれないが、これまで話したことを再確認する過程だった。今日の取り調べは絶対に必要なものだったのだろうか、と思う」と語った。そして、「今日あらためて感じたのは、現在の大韓民国は大統領の味方でなければ罪人になる世の中になったということだ。本当に悲惨だ」と言った。
李真淑前委員長はまた、自身が告発した「チェ・ミンヒ国会科学技術情報放送通信委員長、辛正勲(シン・ジョンフン)国会行政安全委員長、兪在成(ユ・ジェソン)韓国警察庁長職務代行は永登浦警察署に来て取り調べを受けたことがあるのか」と反発する姿勢も見せた。
李真淑前委員長の法律代理人を務めるイム・ムヨン弁護士は「警察が召喚権という職権を行使し、李真淑前委員長を不必要に出頭させ、取り調べたのは職権乱用だ。告発を積極的に検討するものの、告発対象は今後協議して決める」という見解を明らかにした。
一方、李真淑前委員長側は次の取り調べ日程について、警察との調整を行っていないとのことだ。
李真淑前委員長は昨年9月、ある保守系ユーチューブ・チャンネルに出演して政治的に偏向した発言をしたり、事前選挙運動をしたりしたとして、今月2日に自宅で逮捕された。拘置された状態で2回警察の取り調べを受けたが、4日の逮捕適否審査を経て裁判所命令により釈放された。
ハン・ヨンウォン記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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