▲写真=UTOIMAGE
【NEWSIS】インドの列車で、男性スタッフが料理の提供に使われた使い捨て容器を乗客用の洗面台で洗う様子がカメラに捉えられ、動画が拡散されて物議を醸している。
インド・メディア「ファイナンシャル・エクスプレス」などが10月19日(現地時間)、報じた。それによると、X(旧ツイッター)では最近、インドのアムリット・バーラト急行の車内でケータリングスタッフが使い捨て容器を洗っている動画が共有された。
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▲写真=UTOIMAGE
【NEWSIS】インドの列車で、男性スタッフが料理の提供に使われた使い捨て容器を乗客用の洗面台で洗う様子がカメラに捉えられ、動画が拡散されて物議を醸している。
インド・メディア「ファイナンシャル・エクスプレス」などが10月19日(現地時間)、報じた。それによると、X(旧ツイッター)では最近、インドのアムリット・バーラト急行の車内でケータリングスタッフが使い捨て容器を洗っている動画が共有された。
【写真】洗面台で使用済みの使い捨て食器を洗う様子
動画の投稿者は「次の料理提供のために、列車の洗面台で使用済みの容器を洗っている様子」とつづった。
その後、この投稿にはインドの列車の衛生状態や食品安全基準への懸念を示すコメントが相次いだ。
波紋が拡大すると、インド鉄道ケータリング・観光会社(IRCTC)は真相究明のための調査に着手した。
調査を終えたIRCTCは「使い捨ての容器を洗って再使用したわけではない」として「(列車で料理を提供する)ケータリング業者の一つが、所定の利益を得ようとして空き瓶や売れ残りの食べ物を集めて洗浄し、廃棄物として販売していることが分かった」と説明した。
さらに、この問題について「鉄道庁と急行のフードサービスの経営陣の承認を受けずに(独自に)やったことだ」として「問題の動画と投稿は誤解を招く恐れがあると強調したい」と続けた。
その上で「このような無断行為が繰り返されないよう、ただちに是正措置を取った」とも述べた。
IRCTCはまた「車内で提供される全ての食事は、食品の安全・衛生基準に従ってIRCTCの公式旅行社が承認した車内の厨房で、新鮮な状態で調理して提供している」と強調した。
現在、この業者はIRCTCから免許を取り消され、罰金を科された状態だという。
チョン・ウヨン記者
NEWSIS/朝鮮日報日本語版
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