▲イラスト=UTOIMAGE
【NEWSIS】ラオスを代表する観光地ルアンパバーンで、ジップラインに乗っていた米国人親子がスズメバチの群れに攻撃されて死亡する事故が発生した。米誌ピープルなどの外信が4日(現地時間)に報道した。
【写真】死亡したダニエル・オーウェンさんと故人が校長を務めていた学校の追悼文
報道によると、ベトナムに居住していたダニエル・オーウェンさんと10代の息子クーパー君が先月15日、ラオス・ルアンパバーンの「..
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【NEWSIS】ラオスを代表する観光地ルアンパバーンで、ジップラインに乗っていた米国人親子がスズメバチの群れに攻撃されて死亡する事故が発生した。米誌ピープルなどの外信が4日(現地時間)に報道した。
【写真】死亡したダニエル・オーウェンさんと故人が校長を務めていた学校の追悼文
報道によると、ベトナムに居住していたダニエル・オーウェンさんと10代の息子クーパー君が先月15日、ラオス・ルアンパバーンの「グリーン・ジャングル公園」でジップラインをしていたところ、突然現れたスズメバチの群れに襲われたとのことだ。
現地の関係者によると、2人はガイドと一緒にコースの最後の区間で木の上のプラットホームに降りる際、スズメバチの群れの攻撃を受けたという。
救助隊が直ちに出動したが、2人の体には100カ所を超える刺された跡が残っていたとのことだ。
2人はすぐに病院に搬送され、病院到着時は意識があったが、数時間後に相次いで死亡したという。
病院の医師は「全身が刺された赤い跡で覆われていた。アナフィラキシー・ショックの症状はなかったが、毒針の量が致命的だった」と語った。
アナフィラキシー・ショックとは、体内に特定物質が入ってきた時、分泌される化学物質によってショック症状のような激しい全身反応が現れるものだ。
死亡したダニエル・オーウェンさんは、ベトナム・ハイフォンのインターナショナル・スクールで校長を務めており、息子と学期中にしばらく休暇を取り、旅行を楽しんでいたところだった。
同公園側は「今回の件はルアンパバーンで前例のないことだ。予測できない異例の自然現象だが、あらゆる安全上の手続きを見直している」としている。
カン・セフン記者
NEWSIS/朝鮮日報日本語版
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