韓国野党・国民の力のペク・チウォン元選挙対策委員会報道官がSBSの時事番組『それが知りたい』側から「脳の実験をしたい」という趣旨の連絡を受けたとして怒りをあらわにした。
これは、ペク・チウォン元報道官が5日、交流サイト(SNS)「フェイスブック」に「左派に偏向したオールドメディアの全体主義的逼迫(ひっぱく)にはもう慣れたが、『実験室のサルにする』というあの堂々とした態度におぞましさを感じた」とし..
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韓国野党・国民の力のペク・チウォン元選挙対策委員会報道官がSBSの時事番組『それが知りたい』側から「脳の実験をしたい」という趣旨の連絡を受けたとして怒りをあらわにした。
これは、ペク・チウォン元報道官が5日、交流サイト(SNS)「フェイスブック」に「左派に偏向したオールドメディアの全体主義的逼迫(ひっぱく)にはもう慣れたが、『実験室のサルにする』というあの堂々とした態度におぞましさを感じた」とした上で投稿したものだ。
【写真】出演オファーを拒否したペク・チウォン氏(30)
そして、「犯罪を取り上げる番組で、私を分析対象にしようとする『いんぎん無礼』な視線がひどく不快だった。右派を支持する極めて正常な多数の国民に対し、彼らの態度はまるで病菌扱いをするかのように差別的なだけでなく、このように暴力的なものだ」と述べた。
さらに、「独特な精神構造を持つ政治家に対する研究を望むならば、例えば前科4犯の李在明(イ・ジェミョン)大統領をはじめとする現政権の前科持ちの閣僚たちや、予測不能の行動を日常的にしているチェ・ミンヒ、朴賛大(パク・チャンデ)、徐瑛教(ソ・ヨンギョ、=以上、与党・共に民主党所属の国会議員)、竜慧仁(ヨン・ヘイン=左派野党・基本所得党所属の国会議員)、崔赫振(チェ・ヒョクチン=無所属の国会議員)ら、国民が納得し難い範囲にいる人物たちの脳を実験した方が、今後の犯罪者分析に大いに役立つのではないか」と言った。
その上で、「犯罪を取り上げる番組で、犯罪者を見るような目で若い政治家を対象化しようとする試みに対し、非常に不快に感じる。私たちの声を歪曲(わいきょく)し、彼らの枠にはめようとする既得権の暴力的な視線に対し、今後も常に堂々と対抗していく」と述べた。
『それが知りたい』側は「特定の政治家や政治的傾向を攻撃しようとする意図は全くなかった」としている。「家族や友人の間で政治的な意見対立により確執が生じる事例にスポットライトを当てる企画の準備をしていた。脳認知科学界で進歩(革新)系と保守系の人々の間の認知的・情緒的反応の違いを取り上げた学術研究が議論されているため、直接実験して調べようと思い、主義・主張の違う政治家たちに連絡をしていた」と説明した。
『それが知りたい』側では3日、「政治的見解の違いにより別れたり離婚したりした方や、双子なのに確執を抱えている方のお話をお待ちしています」と情報提供を求める告知文を掲載していた。
イ・ガヨン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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