▲イラスト=UTOIMAGE
ボーイフレンドに会うためカンボジアに向かい行方不明になった中国人女性インフルエンサーが現地で人身売買組織のメンバーとして活動していた。
カンボジア・チャイナ・タイムズなど複数の外信が19日(現地時間)に報じた。それによるとカンボジア警察は13日、不法人身売買を行うオンライン犯罪組織に加担した容疑でこの中国人の女(26)を逮捕した。その2日後に裁判所は拘束令状を発付し、女は現在プノンペン市内の刑務..
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ボーイフレンドに会うためカンボジアに向かい行方不明になった中国人女性インフルエンサーが現地で人身売買組織のメンバーとして活動していた。
カンボジア・チャイナ・タイムズなど複数の外信が19日(現地時間)に報じた。それによるとカンボジア警察は13日、不法人身売買を行うオンライン犯罪組織に加担した容疑でこの中国人の女(26)を逮捕した。その2日後に裁判所は拘束令状を発付し、女は現在プノンペン市内の刑務所に収監されている。
【写真】逮捕された中国人女性インフルエンサー(26)
女は先月からオンライン詐欺や海外での人身売買などで犯罪組織と共謀した疑いがある。外信報道によると、匿名の情報提供者の話として犯罪収益の一部が女名義の銀行口座に流れ込んだことが確認されたという。
女は中国のSNS(交流サイト)で「オレンジシスターズ」と名乗って活動する、13万人以上のフォロワーを持つインフルエンサーだ。女は今月初めにもカンボジアで飲食店を経営するボーイフレンドに会うため出国し、5日から1週間「今カンボジアにいる。13日の中国行き航空チケットを予約した」と繰り返し書き込んでいた。
その後12日になって女は突然消息が途絶えた。家族は女が行方不明になったと考え警察に届けた。女が行方不明になった場所はカンボジア南西部の海岸都市シアヌークビルで、今年8月に韓国人大学生が遺体で発見されたのもこのシアヌークビルだ。そのため女はボーイフレンドにだまされ犯罪組織に売り飛ばされたとのうわさが広がった。
女の犯行が報じられるとネットでは「応援してきたフォロワーたちを犯罪に利用したのでは」など非難の書き込みが相次いでいる。カンボジア警察は女と国際的な人身売買ネットワークとの関係も調べており、関連する銀行口座を追跡し共犯についての捜査も続けているという。
ムン・ジヨン記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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