【ソウル聯合ニュース】韓国統一部は12日、メディアに配布した北朝鮮の朝鮮労働党の重要会議、中央委員会拡大総会の分析資料で、今回の総会では金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(党総書記)が韓国など外部に向けたメッセージを発表しなかったとして、来年初めに開催される第9回党大会まで内部の問題に集中するとの姿勢を示したと分析した。
金正恩氏は軍事分野で「防衛力の現代化」に言及した上で「正しい発展方向へと進..
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【ソウル聯合ニュース】韓国統一部は12日、メディアに配布した北朝鮮の朝鮮労働党の重要会議、中央委員会拡大総会の分析資料で、今回の総会では金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(党総書記)が韓国など外部に向けたメッセージを発表しなかったとして、来年初めに開催される第9回党大会まで内部の問題に集中するとの姿勢を示したと分析した。
金正恩氏は軍事分野で「防衛力の現代化」に言及した上で「正しい発展方向へと進んでいる」と強調しており、統一部は現在の防衛力強化の基調が維持されるとの見通しを示した。
また、この日午前までの総会に関する報道では、主要幹部の地位の変動は確認されなかった。
政治局候補委員以上の全員が主席団の最前列に着席した。この中には今年初め以降、北朝鮮メディアに登場せず、謹慎処分を受けたとみられていた李日煥(リ・イルファン)党書記の姿もあった。
統一部は、主要幹部を交代させる人事を行わなかったのは、組織の安定を優先したためと分析した。
また、来年初めの党大会の日程は公表されなかったが、近く党政治局の会議などで日程が発表される可能性があるとの見方を示した。
聯合ニュース
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