与党陣営の奇怪な「チョ・ジヌン擁護論」に見る韓国社会の倫理レベル【鮮于鉦コラム】

2025/12/17 10:40

「独立闘士を闇に葬る」「正義でない集団リンチ」「みんな少年院の近くまで行った」 共に民主党議員らも加勢 倫理が崩壊した世の中、かつての「野蛮の時代」へ共に引き戻されつつある

▲映画『大将キム・チャンス』 キム・チャンス(金昌洙)は独立運動家・金九(キム・グ)の改名前の名前だ。この映画は1896年の金九の青年時代を描いている。俳優チョ・ジヌンが主人公キム・チャンス役を演じた。

 大韓聖公会のソン・ギョンヨン神父は「チョ・ジヌン俳優 戻ってこい!」という文で、同神父が「青少年憩いの場」を運営していた時に経験した少年非行について列挙した。「山の集落や立ち退きにあった人々が住む地域でシンナーを吸い、空き巣をし、カツアゲもケンカもして、店で食べ物を万引きした」「そうした時代(の出来事)を暴いて現代の視点から判断するならば、彼らは息を吸うことも生きていくこともできない」という「チ..

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