▲写真=NEWSIS
尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領の内乱・外患容疑を捜査しているチョ・ウンソク特別検察官(特検)が13日、金竜顕(キム・ヨンヒョン)前国防長官を軍事機密漏えいなどで追起訴し、内乱・外患罪関連事件の捜査が事実上終了した。同特検は15日に最終捜査結果を発表する。同特検は14日までの180日間で計27人を起訴した。このうち3人は現役軍人で、軍検察を通じて軍事裁判にかけられる。
【写真】「韓国のジャンヌダ..
続き読む
▲写真=NEWSIS
尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領の内乱・外患容疑を捜査しているチョ・ウンソク特別検察官(特検)が13日、金竜顕(キム・ヨンヒョン)前国防長官を軍事機密漏えいなどで追起訴し、内乱・外患罪関連事件の捜査が事実上終了した。同特検は15日に最終捜査結果を発表する。同特検は14日までの180日間で計27人を起訴した。このうち3人は現役軍人で、軍検察を通じて軍事裁判にかけられる。
【写真】「韓国のジャンヌダルク」写真に新証言「ボディーガードを連れて化粧を直して撮影準備」
チョ・ウンソク特検は、内乱重要任務従事容疑で勾留されて裁判中だった金竜顕前長官を公務執行妨害などで今年6月18日の捜査開始当日に追起訴し、裁判所から追加で勾留状を取った。そして、7月10日には勾留取り消しで釈放されていた尹錫悦・前大統領を非常戒厳宣布時の国務委員(閣僚)審議権侵害容疑などで再勾留した。ほぼ同時に発足した3特検の中で捜査のスピードが最も速かった。
チョ・ウンソク特検は、尹錫悦政権と同政権時に与党だった国民の力の高官らも内乱に加わったとみて起訴した。同特検は李祥敏(イ・サンミン)前行政安全長官、朴性載(パク・ソンジェ)前法務長官、秋慶鎬(チュ・ギョンホ)元国民の力院内代表について非常戒厳を積極的に助けたとして、また韓悳洙(ハン・ドクス)前首相について非常戒厳をほう助したとして起訴した。特検はまた、黄教安(ファン・ギョアン)元首相を内乱扇動で、趙太庸(チョ・テヨン)前国家情報院長を非常戒厳宣布計画を国会に知らせなかった職務放棄などでそれぞれ起訴した。
特検は捜査初期から外患罪の捜査に集中した。非常戒厳を実行しようと「平壌無人機侵入」作戦を敢行し、軍事的危機を招いたのではないかと疑った。だが、当初検討した「外患誘致罪」ではなく「一般利敵罪」を適用した。外患誘致罪の要件である「北朝鮮と通謀」の証拠を見つけられなかったためだ。これと関連し、特検は尹前大統領や金竜顕前長官ら3人を一般利敵罪で、キム・ヨンデ元ドローン作戦司令官を職権乱用などで起訴した。
特検の強引な令状請求は論議を呼んだ。朴性載前長官に対する勾留状が2回棄却されるなど、勾留状を計13件請求して6件(46.1%)が棄却された。
パン・グクリョル記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
Copyright (c) Chosunonline.com