【城南聯合ニュース】15日午前11時10分ごろ、韓国IT大手のカカオからソウル郊外の城南市板橋にある同社社屋に爆発物が仕掛けられた可能性があるとの通報があった。警察は消防、軍関係者など約70人を投入して捜索を行ったが、爆発物は見つからなかった。
カカオ側によると同社のカスタマーサービスのサイトに、社屋に爆発物を設置したとして、特定の社員を銃で殺害するとの投稿があった。
高校を退学したという投稿者は..
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【城南聯合ニュース】15日午前11時10分ごろ、韓国IT大手のカカオからソウル郊外の城南市板橋にある同社社屋に爆発物が仕掛けられた可能性があるとの通報があった。警察は消防、軍関係者など約70人を投入して捜索を行ったが、爆発物は見つからなかった。
カカオ側によると同社のカスタマーサービスのサイトに、社屋に爆発物を設置したとして、特定の社員を銃で殺害するとの投稿があった。
高校を退学したという投稿者はこの日午前7時台に2度にわたり投稿し、100億ウォン(約10億5300万円)を口座に入金するよう要求した。
警察はテロ対策などにあたる警察特攻隊を投入し、消防当局や空軍飛行団、軍爆発物処理班などと共に現場を捜索したが、異変は見つからなかった。
警察が投稿者について確認した結果、同じ名前で先月と今月の2回同様の通報があり、警察署で事情聴取を受けていたことが分かった。この人物は何者かが自分の名前をかたったと主張しており、警察は実際に投稿した人物ではないとみてIPアドレスを追跡している。
カカオは万一の事態に備えて全社員を在宅勤務に切り替えたが、警察が社屋への立ち入り規制を解除したため、あす以降は通常通り出勤とする予定だ。
聯合ニュース
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