【ソウル聯合ニュース】韓国・ソウル市教育庁のトップ、鄭根埴(チョン・グンシク)教育監は9日、市内の学校の近くで旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」の撤去を求める集会を開いた極右団体「慰安婦法廃止国民行動」の代表と会員を児童福祉法違反、情報通信網法上のわいせつ物流布、死者名誉毀損(きそん)の容疑でソウル警察庁に告発した。
鄭氏は告発状を提出する前にコメントを発表し、「被害者を侮辱する集会..
続き読む
【ソウル聯合ニュース】韓国・ソウル市教育庁のトップ、鄭根埴(チョン・グンシク)教育監は9日、市内の学校の近くで旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」の撤去を求める集会を開いた極右団体「慰安婦法廃止国民行動」の代表と会員を児童福祉法違反、情報通信網法上のわいせつ物流布、死者名誉毀損(きそん)の容疑でソウル警察庁に告発した。
鄭氏は告発状を提出する前にコメントを発表し、「被害者を侮辱する集会・掲示物は教育環境を損ない、未成年の生徒たちに深刻な情緒的被害をもたらす重大な事案だ」と批判した。
続けて「教育監として、教育環境を侵害する行為に対し一切の寛容を示さずに対応する」との考えを示した上で、「関係者全員に対する迅速かつ厳正な捜査と然るべき処罰が下されるよう全ての法的措置を講じる」と強調した。
旧日本軍の慰安婦の被害は虚偽だと主張する同団体は、慰安婦被害者を支援する市民団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)」が毎週水曜日にソウルの日本大使館付近で開く定例の「水曜集会」に反対する集会などを続けてきた。
昨年10月にはソウル市内の高校2校の前に設置された少女像の撤去を求める集会を開くと警察に届け出たが制限通告を受けた。先月は届け出をせずに違法集会を開き、「校庭に慰安婦像を建て、売春の進路指導をしているのか」などと書かれた横断幕を掲げ、社会の怒りを買った。
鄭氏はこれについて「被害者全体を性的にさげすみ、嘲弄(ちょうろう)する行為は亡くなった被害者の社会的評価を著しく阻害した死者名誉毀損(きそん)罪だ」と指摘した。また、横断幕に書かれた内容が青少年の性的羞恥心を誘発する恐れがあることや、集会の様子をインターネット上に公開したことが「児童福祉法違反と情報通信網法上のわいせつ物流布に該当する」と主張した。
鄭氏は「生徒たちが歴史的真実の中で正しい価値観を形成できるよう環境を守ることはわれわれ皆の責務だ」とした上で、「今後もソウル市教育庁は生徒たちの学びの場である学校が嫌悪と侮辱から安全な教育空間となるよう最善を尽くす」と述べた。
聯合ニュース
Copyright (c) Chosunonline.com