▲イラスト=UTOIMAGE
江原道の雪岳山国立公園にガラスの橋ができたというフェイクニュースがユーチューブで拡散され、公園事務所の業務に支障が出ている。
雪岳山国立公園が21日に明らかにしたところによると「雪岳山にガラスの橋ができたのか」「どこに行ったら見られるのか」などの問い合わせ電話が最近相次いでいるという。
これは、昨年末にユーチューブにアップされた「世界で最も危険な雪岳山の橋」というタイトルのショート動画が原因だ。..
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▲イラスト=UTOIMAGE
江原道の雪岳山国立公園にガラスの橋ができたというフェイクニュースがユーチューブで拡散され、公園事務所の業務に支障が出ている。
雪岳山国立公園が21日に明らかにしたところによると「雪岳山にガラスの橋ができたのか」「どこに行ったら見られるのか」などの問い合わせ電話が最近相次いでいるという。
これは、昨年末にユーチューブにアップされた「世界で最も危険な雪岳山の橋」というタイトルのショート動画が原因だ。長さ17秒のこの動画には、山と山を結ぶ長い道路を車が走行し、登山客が恐る恐るガラスの橋を渡る様子が映っている。「この橋は海抜600メートルの高さに架かっており、支柱やケーブルがなく橋が揺れる」などとうその情報を含む音声も流れる。
これをそっくりまねた「韓国で最も危険な橋、雪岳山のそばにある」という動画も公開されている。AI(人工知能)で生成したとみられるこれらの動画は、再生回数がそれぞれ263万回、174万回に達している。
動画のコメント欄には「フェイクニュース」「詐欺だ」といった指摘が書き込まれているが、動画を本物だと信じ込んだ一部の人々から雪岳山国立公園側に問い合わせが相次ぎ、事務所の業務がまひするほどだという。
実際に雪岳山国立公園の中には、つり橋や展望台などの「ガラスの橋」系の施設は存在しない。雪岳山国立公園側は「虚偽の情報にだまされて無駄足を踏むことないよう、正確な内容は公式チャンネルで確認してほしい」と呼び掛けた。
このように、情報発信型の動画に見せかけたAIフェイクニュースが韓国のユーチューブで広まり、検索の信頼度低下やコンテンツの品質低下などの問題が生まれている。韓国は、生成AIを利用して大量かつ雑に複製された低品質コンテンツ「AIスロップ」が世界で最も多く消費される国であることが分かった。AI動画の編集プラットフォーム「Kapwing」が昨年11月に国別の人気ユーチューブチャンネル上位100位を分析した結果、韓国を基盤としたAIスロップチャンネルの累積再生回数は84億5000万回で、調査対象国の中で最も多かった。これは2位のパキスタン(53億回)と3位の米国(34億回)を大きく上回る数値だ。
チェ・ヘスン記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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