【ソウル聯合ニュース】戴兵・駐韓中国大使は2日、聯合ニュースのインタビューに応じ、李在明(イ・ジェミョン)政権が北朝鮮との対話を進めていることを評価し、中国も建設的な役割を継続する姿勢を明らかにした。米中対立が続く中、韓国に中国の肩を持つよう求めたことはないとしたうえで、韓国は対中関係と対米関係を並行して発展させることが可能だと強調した。
戴氏は李大統領が1月21日に行った記者会見で、北朝鮮の非核..
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【ソウル聯合ニュース】戴兵・駐韓中国大使は2日、聯合ニュースのインタビューに応じ、李在明(イ・ジェミョン)政権が北朝鮮との対話を進めていることを評価し、中国も建設的な役割を継続する姿勢を明らかにした。米中対立が続く中、韓国に中国の肩を持つよう求めたことはないとしたうえで、韓国は対中関係と対米関係を並行して発展させることが可能だと強調した。
戴氏は李大統領が1月21日に行った記者会見で、北朝鮮の非核化の中間段階として核軍縮交渉に言及したことについて、「朝鮮半島問題は70年近く続いており、三尺の氷は一日で溶けない」との考えを示した。習近平国家主席も1月5日に開催された李大統領との会談で、「忍耐心を持つ必要がある」と述べていた。
戴氏は「李政権は発足後、朝鮮半島の緊張緩和と対話の推進に積極的に取り組んできた。中国政府は高く評価している」として、「朝鮮半島問題で中国政府は安定的かつ一貫した政策と立場を維持してきた。今後も私たちの方法で建設的な役割を継続していく」と強調した。
また、「中国人の立場から見ると、朝鮮半島問題の根本的な原因は冷戦の残滓(ざんし)が依然として残っており、平和体制が構築されていないことにある」とし、「安全保障問題がその核心だ。関係する各方面が朝鮮半島問題の根本原因である安全保障問題に着目し、効果的な措置を取ることを望む」と述べた。具体的な措置に関しては言及しなかったが、中国が以前から朝鮮半島問題の解決の出発点として主張してきた韓米合同軍事演習と北朝鮮の弾道ミサイル発射の中止を念頭に置いたものとみられる。
戴氏は米中の戦略競争が続いていることに関し、「韓国にとって中国は戦略的な協力パートナーであり、米国は同盟」とし、「中国は韓国に(中国の)肩を持つよう要求したことはなく、韓国が対中関係と対米関係を並行して発展させる知恵と能力を十分に有していると信じている」と述べた。「中韓両国はそれぞれの国益を出発点として多国間主義と自由貿易体制を守り、産業網と供給網(サプライチェーン)の安定を守るという幅広い共通利益を有している」とも語った。
中国と対立している日本については、「高市政権は発足後、戦後の国際秩序に公然と挑戦し、第2次世界大戦の歴史的な結論に挑戦して中国の中核的な国益に挑戦した」と批判。「中韓両国は第2次世界大戦中に日本の侵略を受けた日本軍国主義の被害国」とし、「われわれが意思疎通を強化し、日本の新たな軍国主義の兆候と動向に高い警戒心を持つべきだ」と訴えた。
中国が黄海にある韓国との暫定措置水域(PMZ)に養殖施設と主張する構造物を設置し、両国関係の懸案の一つとなっている問題については、「サケを養殖するためのもので、軍事施設ではない」として、「一部の人が虚偽の情報を流布したり事実を拡大解釈したりしており、中韓の意見の相違を拡大しようとする目的がある」と主張した。中国はPMZに二つの構造物と一つの管理施設を無断で設置した。先ごろ、管理施設をPMZの外に移動させたが、二つの構造物については協議が必要な状況だ。戴氏は「中韓の海洋権益が重なるため、漁業紛争などの問題が発生したことを認める」と述べ、海洋境界画定協議の進展に期待を示した。
韓国との文化交流に関しては、「両国の文化交流の歴史は数千年に達し、途絶えたことはない」としつつ、「両国国民の文化鑑賞習慣が異なり、文化管理体制が違うことは認めなければならない」と述べた。そのうえで、「関係が継続的に発展し、両国国民の友好的な感情が改善すれば、両国の文化交流プログラムは増え、より良く進められることを信じている」と語った。
聯合ニュース
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