▲イラスト=UTOIMAGE
「二重まぶた手術やフィラー(ヒアルロン酸などの注入)に執着する整形モンスター」vs「貧しい田んぼの根無し草」
SNS(交流サイト)のX(旧ツイッター)で、韓国人と東南アジアの人々の間で激しい「舌戦」が繰り広げられている。韓国のユーザーたちは、AIを利用して東南アジア諸国の国旗と動物の画像を合成し、容姿を見下している。一方で東南アジアのユーザーたちは、韓国の美容整形文化や激しい競争文化などに関連し..
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▲イラスト=UTOIMAGE
「二重まぶた手術やフィラー(ヒアルロン酸などの注入)に執着する整形モンスター」vs「貧しい田んぼの根無し草」
SNS(交流サイト)のX(旧ツイッター)で、韓国人と東南アジアの人々の間で激しい「舌戦」が繰り広げられている。韓国のユーザーたちは、AIを利用して東南アジア諸国の国旗と動物の画像を合成し、容姿を見下している。一方で東南アジアのユーザーたちは、韓国の美容整形文化や激しい競争文化などに関連したヘイト発言を大量に投稿している。
【写真】SNS上で繰り広げられる舌戦
X上での舌戦の発端となったのは、先月31日にマレーシアで開催された人気ボーイズグループ「DAY6(デイシックス)」の公演だった。この公演で、大きなレンズが付いた大型カメラ、いわゆる「大砲カメラ」で撮影を続けていた韓国人ファンが、現地のファンたちに制止された。現地のファンたちが「公演の邪魔になるからやめてほしい」と言ったところ、口論になったという。このトラブルが知れ渡ると、韓国のネットユーザーらが「あなたたちはそんな偉そうなことが言えるほど公演文化を尊重しているのか」と反撃し、ネット上でのキーボード戦争が始まった。
K-POPが世界に広まったことで、このような対立は大きくなる傾向にある。韓国と東南アジアのネットユーザーらはこれまでも、K-POPの成功に東南アジアのファンたちがどれほど寄与しているのかを巡って海外のサイトで舌戦を繰り広げてきた。この対立が、DAY6の公演をきっかけに爆発したというわけだ。東南アジアのK-POPファンたちは、「韓国人は『東南アジア人は何が好きというわけでもなく無条件にK-POPを聞いている』などと侮辱発言を連発している」と反発する。反対に、韓国のファンたちは「東南アジア人がK-POPの人気を妬み、何の根拠もなく韓国を攻撃してくる」と応戦する。
K-POPグループに東南アジア出身のメンバーが増えてきたことで、「人種差別」の問題も起きている。香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)は、ガールズグループBLACKPINKのメンバーでタイ出身のリサについて、韓国のネットユーザーらが「メークを落とせば平凡なタイの女だと思う」などとコメントを付けたことが「タイ国内で反韓感情が高まる決定的なきっかけとなった」と報じた。
旧正月(今年は2月17日)の直前、韓国政界で起きた失言騒動も火に油を注いだ。珍島郡の金希洙(キム・ヒス)郡守(郡の首長)が今月4日「人口消滅危機を解決できる対応策を法制化したほうがいいと思う」とした上で「スリランカやベトナムの若い未婚女性を輸入し、農村の独身男性を結婚させるべき」などと発言したのだ。大衆文化評論家のハ・ジェグン氏は「(韓国と東南アジア人の間の)積もり積もった感情の対立がリアルタイムで翻訳され、またたく間にネット上で拡散されて歪曲(わいきょく)され、全面戦へと発展した」と分析した。
ク・アモ記者、キム・ミンヒョク記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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