▲アンドレイ・ランコフ教授。写真=朝鮮日報DB
ロシア出身で韓国学の権威アンドレイ・ランコフ国民大学教授(63)がラトビアで北朝鮮に関する講演を準備中に現地警察に逮捕され国外追放された。ロシア語で報道する複数のメディアが現地時間24日付で報道した。
【写真】ランコフ教授がラトビア警察に逮捕される様子
ロシアの「RBC」、ラトビアの「ノーバヤ・ガゼータ・ヨーロッパ」、「ボルタ」などによると、ランコフ教授は24日午後7時、ラトビアの首都リガにあるホ..
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▲アンドレイ・ランコフ教授。写真=朝鮮日報DB
ロシア出身で韓国学の権威アンドレイ・ランコフ国民大学教授(63)がラトビアで北朝鮮に関する講演を準備中に現地警察に逮捕され国外追放された。ロシア語で報道する複数のメディアが現地時間24日付で報道した。
【写真】ランコフ教授がラトビア警察に逮捕される様子
ロシアの「RBC」、ラトビアの「ノーバヤ・ガゼータ・ヨーロッパ」、「ボルタ」などによると、ランコフ教授は24日午後7時、ラトビアの首都リガにあるホテルで「北朝鮮―権力層が望んでいることと恐れていること」という北朝鮮関連の講演を準備していた際にラトビア警察に逮捕された。目撃者らは「警察車両2台が講演会場に到着し、ランコフ教授を逮捕した」と話す。ロシアとオーストラリアの二重国籍を持つランコフ教授は入国管理局へ連行され、逮捕された。
逮捕の理由について、ランコフ教授の弁護士はラトビア当局が「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましくない人物)」に指定したためだと説明した。 ロシア語メディアは「入国管理局が彼をエストニア国境まで護送する予定だ」と報じ、ランコフ教授も自らのテレグラムチャンネルでエストニアに到着したことを明らかにした。
ランコフ教授が逮捕された理由は明らかになっていない。複数のロシア語メディアは「ランコフ教授はラトビア当局のブラックリストに載っている」と報じた。ランコフ教授は逮捕された時、講演出席者らに「大変な時期だ。何が起こるかわからない」「すべては人生の一部に過ぎない」と語ったという。ランコフ教授はエストニアに到着後、「私が30年ぶりに4時間滞在したラトビアでなぜ永久追放されたのかについて、私と私の弁護士に提示された文書には何の説明も含まれていなかった」と記した。 ランコフ教授はラトビア当局の決定に異議を唱えるつもりはなく、それは無意味だと考えているとも語った。
ランコフ教授は講演前に逮捕されたため、講演内容は詳しくは分かっていない。だが、同教授は韓国メディアとのインタビューで、「金正恩(キム・ジョンウン=北朝鮮総書記)が南侵(韓国に侵攻)する可能性がある」「金正恩は数十万の住民が飢え死にしても核を放棄しないだろう」という批判的な話をしたことがあることから、北朝鮮体制に批判的な内容が含まれていた可能性もある。
ランコフ教授は世界的な北朝鮮問題専門家として評価されている学者だ。2013年、当時のオバマ米大統領の招待を受けてホワイトハウスを訪れ、対北朝鮮政策について助言した。1963年にソ連のレニングラード=現・サンクトペテルブルク=で生まれ、1980年にレニングラード大学=現・サンクトペテルブルク大学=中国史学科に入学、韓国の四色党派をテーマにした論文で博士号を取得した。
1984年9月から10か月間、北朝鮮の金日成(キム・イルソン)総合大学に留学した。2004年から国民大学教養学部の教授として在籍し、北朝鮮学を講義している。
パリ=ウォン・ソンウ特派員
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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