▲5日、投票用紙不足という事態が発生したソウル市松坡区蚕室7洞第2投票所前で、投票箱の搬出を阻止する市民と対峙(たいじ)する警察官たち。写真=news 1
韓国の第9回全国同時地方選挙(6月3日投開票)で、複数の投票所で投票用紙が不足し、投票に支障が出た松坡区では、選挙支援業務に従事していた区職員(公務員)が選挙管理委員会に対策を講じるよう訴えていた。ところが、選管側からの回答はなく、区職員が直接選管へ行ったケースもあったことが分かった。
【写真】「ご回答をお願いいたします」 区職員が公開した選管とのチャット内容
全国公務員労働組合(全公労)は5日、..
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▲5日、投票用紙不足という事態が発生したソウル市松坡区蚕室7洞第2投票所前で、投票箱の搬出を阻止する市民と対峙(たいじ)する警察官たち。写真=news 1
韓国の第9回全国同時地方選挙(6月3日投開票)で、複数の投票所で投票用紙が不足し、投票に支障が出た松坡区では、選挙支援業務に従事していた区職員(公務員)が選挙管理委員会に対策を講じるよう訴えていた。ところが、選管側からの回答はなく、区職員が直接選管へ行ったケースもあったことが分かった。
【写真】「ご回答をお願いいたします」 区職員が公開した選管とのチャット内容
全国公務員労働組合(全公労)は5日、投票事務員を務めたソウル市松坡区東住民センターの区職員と選管職員約150人が参加しているメッセージ・アプリ「カカオトーク」グループチャットのスクリーンショットを公開した。
このグループチャットで、蚕室2洞の書記は投票日の午後2時17分に「各投票所に(用紙が)何%残っていれば追加受領の可否を知らせてくれるのか」「私たちはひとまず、(投票に来た人々に)『選管がモニタリングしている』と回答しているだけ(の状況)で、確実な回答はできていない」と送信した。
すると、選管関係者は「期日前投票率を考慮し、投票率60%を基準に追加配布をしている」と返信した。
蚕室4洞の幹事は午後2時25分、「第7投票所は用紙が35枚残っていて、待っている人も多い」と送信した。可楽2洞の書記は午後2時37分に「第3投票所と第7投票所の用紙の追加受領は可能か」と問い合わせた。
午後4時を過ぎると、各投票所から投票が中止されたという報告が相次いだ。午後4時41分には「蚕室7洞第2投票所で投票中止」、午後4時48分には「可楽2洞第3投票所で投票中止」、午後4時50分には「蚕室4洞第5・6・7投票所で投票中止」などのメッセージが次々と寄せられた。
「有権者たちが不正選挙疑惑を提起し、強く抗議している」という報告もあった。松坡区職員たちは「警察官の支援を要請したいが、呼んでもいいか。投票所で苦情が相次ぎ、非常に深刻な状況だ」と書いている。
「住民たちが抗議して大変なことになっている。どうするんですか」「選管の返信をお願いします。投票が中止された洞は選挙人に番号札を渡し、午後6時以降でも用紙が届いたら投票できるような措置を取ってもいいですか」などの問い合わせもあったが、選管関係者は返信していない。文井1洞の書記は「選管に行く」とメッセージを送信した。
結局、蚕室7洞第2投票所では後に投票用紙が補充され、午後10時まで投票が続いた。その間に不正選挙疑惑を訴えるユーチューバーや市民たちが押し寄せ、投票所を封鎖した。投票箱は投票締め切りから35時間後、警察官が約1000人を投入して抗議活動をする市民を解散させてから搬出された。
全公労は声明で、「選管の無能さが引き起こした混乱の現場で、有権者たちの激しい抗議を多くの公務員たちが身をもって阻み、盾にならなければならなかった」「関連責任者を即刻処罰せよ」と要求した。
その上で、「選挙管理のあらゆる責任が選管にあるのは明らかだ」「選管は選挙のたびに地方自治体の公務員を強制的に動員し、低賃金で強度の高い労働を強いてきたが、今や基本的な投票用紙の配布すら適切に管理できず、現場の公務員たちを不正選挙疑惑の中心に追いやっている」と批判した。
ソン・ドクホ記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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