▲写真=UTOIMAGE
【NEWSIS】中国・上海で開かれている国際映画祭で日本映画の上映が禁止されたことを巡り、限韓令(韓流禁止令)よりも厳しいという指摘が出ている。
中国は韓国によるTHAAD(高高度防衛ミサイル)配備を理由として韓国への団体観光旅行を禁止し、中国国内での韓国映画上映や公演などを制限する限韓令を下したが、その際も、国際映画祭での上映まで妨げることはなかった。
6月12日から21日まで行われた第28回上..
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【NEWSIS】中国・上海で開かれている国際映画祭で日本映画の上映が禁止されたことを巡り、限韓令(韓流禁止令)よりも厳しいという指摘が出ている。
中国は韓国によるTHAAD(高高度防衛ミサイル)配備を理由として韓国への団体観光旅行を禁止し、中国国内での韓国映画上映や公演などを制限する限韓令を下したが、その際も、国際映画祭での上映まで妨げることはなかった。
6月12日から21日まで行われた第28回上海国際映画祭では、日本映画を紹介する「日本映画週間」がないだけでなく、日本映画は1本も上映されておらず、日本人審査委員も招待されなかったという。台湾・中央通訊社(CNA)が18日付で報じた。
中国と日本の関係は、昨年11月に高市早苗首相が行った「台湾有事」発言で悪化した。
あるベテランの映画愛好家は、日本映画がない上海国際映画祭はかなり縮小されたと考えている、としつつ「毎年、映画祭で日本映画は高い人気を集めており、映画ファンの心の中になくてはならない存在」と語った。
上海国際映画祭に10年通っているこの映画愛好家は「多くの日本映画が、世界で初めて上海国際映画祭で上映され、多くの日本の監督が審査委員として参加した」と振り返った。
今年の映画祭ではおよそ450本が上映されることになっていたが、これまで日本映画は中国・米国に次いで高い割合を占めていた。
昨年は224本も上映され、相当数が好評を博した―とCNAは伝えた。
上海国際映画祭・テレビ祭の事務局である「上海国際影視節中心」の曹吟副主任は昨年、「日本映画週間」の開会式で「日本映画週間は上海国際映画祭で最も人気あるプログラムの一つ」だと語っていた。
ベテランの映画愛好家は「上海国際映画祭はカンヌ、ベルリン、釜山国際映画祭と共に世界最高水準の映画祭」だとした上で「日本映画を上映しない国際映画祭はほぼ無い」と述べた。
また「韓中関係が良くなくて多くの韓国映画が劇場で上映できなかったが、映画祭では韓国映画が上映された」「上海映画祭にも毎年数本の韓国映画が出ていた」と指摘した。
さらに「短編映画や人工知能(AI)の影響で中国映画市場が縮小している中、日本映画の上映を制限するのは『ピュロスの勝利』と変わらない」と語った。
日本には実質的な被害を与えない一方、中国映画市場にはより大きな打撃を与えるだけ、というのだ。
「ピュロスの勝利」とは古代ギリシャの歴史に由来する言葉で、勝利の代償があまりに大きく、実質的には敗北と変わらない状況を指す。
ク・ジャリョン記者
NEWSIS/朝鮮日報日本語版
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